映画  『サウダーヂ』

富田克也監督、自らの出身地、甲府で1年間にわたってリサーチを重ね、
その甲府の街を中心に撮影を敢行した映画「サウダーヂ」。 不況と空洞化で疲弊した山梨県甲府市を舞台に繰り広げられる群像劇。
実際に甲府に住んでいる人々が多数出演してるとのこと。その、『サウダーヂ』がナント三大陸映画祭でグランプリを受賞!
インディーズでは異例そして13年ぶりの快挙!

 

山梨では2012年2月11日(土)~3月9日(金)テアトル石和で上映が予定されている。

 

【イントロダクション】

『土方、移民、HIPHOP 『この街で一体何が起きている?!』

 不況と空洞化が叫ばれて久しい地方都市。“中心”街。シャッター通り、ゴーストタウン。それがアジアNO1の経済大国と呼ばれた日本の地方都市の現状である。しかし街から人がいなくなったわけではない。崩壊寸前の土木建築業、日系ブラジル人、タイ人をはじめとするアジア人、移民労働者たち。そこには過酷な状況のもとで懸命に生きている剥き出しの“生”の姿があった。
街そのものをテーマに、実際にそこで生活している人々をキャスティングしてつくられたこの作品には、これまで日本映画ではあまり描かれる事の無かった移民たちの姿が描かれている。特に100年前に日本からブラジルに渡った日本人の子孫たちのコミニティは国内において大きな規模を成している。移民の問題は世界的な課題であり、そこでは差別や経済格差、文化間の衝突は避けられない。

 

【ストーリー】
 山梨県•甲府。変哲の無い街。人通りもまばらな中心街、シャッター通り。不況の土木建築業、その中に日系ブラジル人•タイ人をはじめとする様々な外国人労働者たちがいる。
HIPHOPグループ「アーミービレッジ」のクルー•猛は“派遣”で土方として働き始める。両親は自己破産しパチンコに逃避、家庭は崩壊している。弟は精神に異常をきたしていた。
猛の働く建設現場には多くの移民達が働いていた。そんな中、猛は現場で土方ひとすじに生きて来た精司や、同じく派遣されてきた、タイ帰りだという保坂に出会う。仕事帰りにタイパブに連れて行かれる猛。楽しそうな精司とタイ人ホステスのミャオ。盛り上がる精司や保坂に違和感を覚え、外国人を敵視する猛。

 一方、精司の妻の恵子は、セレブな客•由美に誘われ、怪しげな水を売る商売に手を染め始める。精司はタイ人ホステスのミャオにのめりこみ、いつしか全てを捨ててミャオとタイで暮らす事を夢想しはじめる。しかしミャオはタイに離れて暮らす家族を支えるために日本で働き続けなければならない。
追い詰められ、廃業する下請け。この街に見切りをつけようとする保坂。

“saudade”  一言では説明できないポルトガル語。郷愁、情景、憧れ。そして、追い求めても叶わぬもの。

 不況が深刻化し、真っ先に切られる外国人労働者たち。住み慣れた日本を離れ、遠い故国に帰るしかないのか?彼らは働き、子供を育て、この国で生きてきた。彼らの故郷はこの国、この街なのだ。無視される叫び。すれ違い、交差する思い。
苦難を忘れる束の間の喜びのとき、彼らは集い、歌い踊る。その移民たちの交歓の輪の中に、猛のかつての恋人、まひるがいた。日系ブラジル人デニス率いるHIPHOPグループ「スモールパーク」の存在を知る猛。まひるは彼らとの共生を信じ、猛は否定することで自分で支えようとする。そして日本人と日系ブラジル人二つのHIPHOPグループが競い合うパーティーの夜が始まる…。
 

「サウダーヂ」オフィシャルサイトより引用

 
  

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